アイヌ語形態素エクスプローラ
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北海道日高地方えりも町

襟裳

えりも Erimo

記事がそのまま残した数少ない日高の地名の一つ。

アイヌ語表記: Enrum

語源分析

enrum

エンルム

定説

岬

  • en 突き出た
  • rum 頭

提唱者: 定説

著者はこの読みを支持する。enrum は岬を表す語で、少し分解すると en-rum「突き出た頭」となる。アイヌ語のン音は弱く時々現れたり消えたりするため、エンルムとエリモは対応する。erum「鼠」とする説もあるが、著者はたまたま音が似ていただけと見る。北大のエルムの森は楡を意味する英語 elm であり全く関係がないとも付け加える。

zenibako_trek2025 「襟裳(えりも)」
分析の詳細
確信度: 低

enrum は「…の先」を表す位置名詞として辞書にあり、地形も明白である。en と rum への分解は著者によるもので、記事はどちらの要素にも辞書の典拠を挙げていない。

Eremu-not

提案

ネズミの岬

提唱者: John Batchelor

Batchelor1905 § V "Place Names Considered", s.v. Erimozaki
分析の詳細
確信度: 低

1905年刊行のバチェラーの辞典に印刷された読みと語義。分節はバチェラー自身のもので、その要素のいくつかは辞書の見出し語に対応しない。

関連地名

  • エンルムとエントモ — 「エンルム」と「エントモ」の地名は全道各地にあり、いずれも岬を表す。記事はこれを別物として分ける。エンルムのほうがより際立って突き出ており、エントモのほうは地図上で見るとあまり岬のようには見えない。室蘭の絵鞆も定説では enrum とされるが、著者は幌泉と同じ理由で退ける。 zenibako_trek2025

出典