幌泉 ほろいずみ Horoizumi
北海道日高地方えりも町
アイヌ語表記: Poro-entum
2つの読みは子音1つと、名がどの地形を指すか(20km離れた岬か、市街地の上の崖地か)で分かれる。
位置
42.0337, 143.1792 · 座標:OpenStreetMap Nominatim, 2026-09-10。幌泉川 の位置。 OpenStreetMap で開く
指示対象
- 集落 えりも町の町役場があるところ。かつては幌泉郡幌泉村で、昭和45年にえりも町に改称した。襟裳港の背後にせり出した55mの丘が市街地を二分している
語源分析
poro-enrum
ポロエンルム ‘大きい岬’ 定説提唱者: 定説
岬とは襟裳岬のことだとされる。
反論
- 幌泉と襟裳岬は離れすぎているし、襟裳のアイヌをこちらに移動したという話も聞かない。「ホロエンルム」が「ホロイズミ」に転訛したと考えるのは無理矢理が過ぎる。 — zenibako_trek zenibako_trek…
確信度: 低
両要素とも辞書にある語だが、名と岬の距離、および要求される音変化が批判の的である。
zenibako_trek… 「幌泉(ほろいずみ)」
poro-entum
ポロエントゥム ‘大きな崖面’ 提案提唱者: zenibako_trek(小樽銭函地名歴史研究会) (zenibako_trek (Otaru Zenibako Place-Name and History Society))
tom / tum は「崖面のように、正面に見えてぶつかったり当たったりし得るような面のまん中あたり」を指すという。そこからすると en-tum は「突き出た崖面」で、幌泉は poro-entum「大きな崖面」となり、襟裳港の背後にせり出した崖地を指す。これならホロイズミに転訛したとしても不自然ではないとする。浦河の東の白泉も同様に sir-o-entum「山につく崖面」と解する。
根拠
- 同型地名
エンルム地名とエントモ地名は全道各地にあり、記事は地形で分ける。エンルムはより際立って突き出ており、エントモは地図上ではあまり岬に見えない。室蘭の絵鞆は後者で、著者は enrum と読むことを退ける。
確信度: 低
poro も tum も辞書にあり、tum は「…の中」を表す位置名詞である。港の背後の崖地も実在する。読みが要求する「正面に見える崖面」という tum の語義は記事が典拠を示さずに引くもので、要素 en も著者によるものである。
zenibako_trek… 「幌泉(ほろいずみ)」
出典
zenibako_trek…