アイヌ語形態素エクスプローラ
地名一覧

三石 みついし Mitsuishi

北海道日高地方新ひだか町三石

アイヌ語表記: Nit-us-i

漢字は三つの石を思わせるが、記事は名を上流の一つの大岩に結び付ける。

位置

42.2468, 142.5735 · 座標:OpenStreetMap Nominatim, 2026-09-10。三石橋 の位置。 OpenStreetMap で開く

指示対象

  • 集落 新ひだか町三石。かつての三石町
  • 三石川の河口から2kmほど上流にある大岩・蓬莱山。「イマニッ(焼串岩)」といった。現在も鳥居が設けられ、上まで登ると古い祠と松の木などがある

語源分析

nit-us-i

ニツウシ ‘串岩ある所’ 提案
  • nit ‘串’
  • us ‘ある’
  • i ‘所’

提唱者: zenibako_trek(小樽銭函地名歴史研究会) (zenibako_trek (Otaru Zenibako Place-Name and History Society))

イマニッと呼ばれる岩は、文化神オキクルミが鯨を刺して焼いた串であるという。それまで民は火を使うことを知らなかった。この焼串や火の使い方をオキクルミが伝授する型の伝承は登別・平取・長万部にも伝わる。伝承によるとこの岩の上には北海道中の草木があるともいい、昔からアイヌ達は木弊を捧げていた。

確信度: 低

nit も us も使われた意味のまま辞書にあり、岩はイマニッというアイヌ語名を負う。イマニッから nit-us-i 型の地名への一歩は著者によるものである。

zenibako_trek… 「三石(みついし)」

Pit-ushi

‘小石の所’ 提案
  • Pit ‘小石’
  • ushi ‘〜の所’

提唱者: John Batchelor

確信度: 低

1905年刊行のバチェラーの辞典に印刷された読みと語義。分節はバチェラー自身のもので、その要素のいくつかは辞書の見出し語に対応しない。

Batchelor1905 § V "Place Names Considered", s.v. Mitsuishi

出典

zenibako_trek… Batchelor1905