門別 もんべつ Monbetsu
北海道日高地方日高町門別
アイヌ語表記: Mo-pet
北海道でもっとも頻度の高い川の名の一つで、記録では読みそのものにはない n を伴って書かれることが多い。
位置
42.4796, 142.0727 · 座標:OpenStreetMap Nominatim, 2026-09-10。門別 の位置。 OpenStreetMap で開く
地名表での読み: モペッ Mo-pet
指示対象
- 集落 現在の日高町の町役場があるところで、かつては沙流郡門別町。他のモンベツと区別するため駅名やインターチェンジ名は日高門別
- 川 日高門別川
語源分析
mo-pet
モベツ ‘静かな川’ 定説提唱者: 定説
同型の地名は北海道に多く、現在残っているだけでも10以上ある。沙流郡日高町の門別、新ひだか町の捫別、様似町の門別、紋別市、千歳市・伊達市・長万部町・広尾町の紋別、紋別市の藻鼈、むかわ町の茂別、北斗市の茂別(北斗茂辺地)。著者は非常に多くの地名がモンベツと記録している点を興味深いとし、p の前で一度口を閉じるためにンがあると聞き取られやすいのだろうかと問い、アイヌ語のン音は弱いため時々現れたり消えたりすると述べる。
確信度: 低
両要素とも使われた意味のまま辞書にある語で、読みは多数の地名に共通する。記事は読みを報告するにとどまり、この川に照らした検証はない。
zenibako_trek… 「門別(もんべつ)」
Mo-pet
‘静かな川’ 提案提唱者: John Batchelor
この項はどのモンベツを指すか述べていない。
異形
- Mopet kotan ‘静かな川のそばの村’ — 文法篇第5章「地名」に挙げられる形。
確信度: 低
1905年刊行のバチェラーの辞典に印刷された読みと語義。分節はバチェラー自身のもので、その要素のいくつかは辞書の見出し語に対応しない。
Batchelor1905 § V "Place Names Considered", s.v. Mombetsu
出典
zenibako_trek… Batchelor1905