アイヌ語形態素エクスプローラ
地名一覧

ラヲベ岬 らをべみさき Rawobe

北海道後志地方積丹町美国

アイヌ語表記: RawotpeRaope

浜婦美とマッカ岬の間の崖の崎の一つ。

指示対象

  • 浜婦美集落の南東にあり、野塚婦美線が90度カーブしている先にある岬。垂直に切り立った崖が特徴で、南側には白い崩落面が見える。落差は100m ある。

語源分析

rawot-pe

ラヲッペ ‘低みにつく所’ 提案
  • raw ‘低み’
  • ot ‘つく’
  • pe ‘もの’

提唱者: zenibako_trek(小樽銭函地名歴史研究会) (zenibako_trek (Otaru Zenibako Place-Name and History Society))

この場合は海の部分が「低み」であるとする。記事は「少し沈む所」という訳も併せて挙げる。

確信度: 低

raw は用いられた語義のまま田村の見出し語で、pe も地名に普通である。ot がこう付くことは示されておらず、この読みは落差100m の崖に対して提示される。

zenibako_trek… ラヲベ岬田村1996 s.v. raw 深いところ、沈む底の方

ra-o-pe

ラオペ ‘低く付いているもの’ 提案
  • ra ‘低い’
  • o ‘付いている’
  • pe ‘もの’

提唱者: DBアイヌ語地名

反論

  • 母音の後ろは p になるはずで、それなら ra-o-p である。それに100m の落差がある垂直な崖であり「低い」とは言い難い。 — zenibako_trek zenibako_trek…
確信度: 低

ra と pe は辞書にある語。記事は末尾の音節について形態上の、訳語について地形上の疑いを述べる。

zenibako_trek… ラヲベ岬

出典

zenibako_trek… 田村1996