北海道日高地方日高町・平取町
沙流
さる Saru川は2つの名を負う。渡る平野の名と、河口の名である。
アイヌ語表記: Sar・Sisirmuka
語源分析
sar
サラ
草原
- sar 草原・葦原
提唱者: 定説
著者はこの読みを支持し、名の指す土地を日高町富川の草原地帯と見る。佐瑠太も去場も同じ語の上に立つ。
si-sir-mukka
シシリムカ
大地が塞がる所
- si 本当の
- sir 大地
- mukka 塞がる
提唱者: 定説
沙流川のもう一つの呼び名。著者は河口が砂丘上になりときどき塞がることによると見て、鵡川の mukka-p「塞がる所」と並べる。似た地名として共和町堀株川の旧名・尻深 sir-pukka「大地が盛り上がる所」を挙げる。
Sara-moshiri
空に開けた国
- Sara 開けた
- moshiri 国
提唱者: John Batchelor
Asari の項を参照。
出典
- 日高地方の地名の由来
zenibako_trek·2025-05-20
- アイヌ語沙流方言辞典
田村, すず子·1996
- An Ainu-English-Japanese Dictionary (including A Grammar of the Ainu Language)
Batchelor, John·1905