節婦 せっぷ Seppu
北海道日高地方新冠町節婦
アイヌ語表記: Sep
ポンセップとポロセップの対は、セップがまず土地の名であり川の名は後であることを示す。
位置
42.3824, 142.2757 · 座標:OpenStreetMap Nominatim, 2026-09-10。節婦 の位置。 OpenStreetMap で開く
地名表での読み: セプ Sep
指示対象
- 集落 新冠市街地の西側にある小集落。かつては日高本線の節婦駅もあった
- 川 節婦川と大節婦川。「ポンセップ川」「ポロセップ川」から来ている
語源分析
poro-sep-pet
ポロセㇷ゚ペッ ‘親である広い川’ 定説提唱者: 『北海道 駅名の起源』
反論
- ポン・ポロの対になる地名パターンの場合、セップははじめこのあたりのどこかの地形をあらわした地名であり、後に川に転用されたと考えることができる。著者はこの解には再考の余地があるとする。 — zenibako_trek zenibako_trek…
確信度: 低
各要素は辞書にある語だが、名が川より先に土地に属するという点が批判される。
zenibako_trek… 「節婦(せっぷ)」
sep
セㇷ゚ ‘谷崖の下’ 提案- sep ‘谷崖’
提唱者: zenibako_trek(小樽銭函地名歴史研究会) (zenibako_trek (Otaru Zenibako Place-Name and History Society))
sep は「広い」という意味の動詞だが、地名ではしばしば名詞のように使われる。節婦のほかにも丸瀬布、賤夫向(sep-munke-p)、茂津多のセポマイ、オニセップなどがあり、これらは明らかに名詞である。名詞としての用法はバチェラー辞典に「小さき谷」とあるが、著者はこの辞典の記述をそのまま言葉通りに受け入れるのは難があるとし、地形的な特徴をよく観察する必要があるとする。sep 地名に共通するのは崖がぎりぎりまでせり出していて、その下にわずかに通路や小屋を建てるような空間がある場所である。
確信度: 低
動詞 sep は辞書にある語で、バチェラーは名詞の語義も与える。読みが要求する「谷崖の下」という語義は、著者が挙げる各地の地形からその語釈を絞り込んだものである。
zenibako_trek… 「節婦(せっぷ)」Batchelor1905 s.v. Sep, 小サキ谷, n. geo. A dale
出典
zenibako_trek… Batchelor1905