北海道胆振地方白老町社台
社台
しゃだい Shadaiどちらの読みも第二要素を tay「林」と取る。分かれるのは第一要素と、名がどこに属するか、海岸側の土地か上流部の台地かである。
アイヌ語表記: Sattay・Satay
語源分析
sa-tay-pet
シャタイベツ
前の林の川
提唱者: 定説
反論
- sa は位置名詞であり、他動詞を間に挟まなければ前に置くことができない。「林の前の川」なら tay-sa-un-pet といった形になるだろう。旧記類ではすべて「シャダイ」でベツがついている例がなく、著者はなんでもかんでも pet をつけて解釈したがるのは地名学者の悪い癖だとする。 — zenibako_trek zenibako_trek2025
sat-tay
シャタイ
広がる林
提唱者: zenibako_trek(小樽銭函地名歴史研究会) (zenibako_trek (Otaru Zenibako Place-Name and History Society))
sat は通常「乾いた」の意味で使われるが、著者は「一面に広げたように見える」という意味もあることが確認されているとし、満点の星空のような情景にも sat が使われると述べてこの意味で読む。指示対象は社台の滝・インクラの滝の上に広がる高原で、ほとんど傾斜がなく特徴的な地形を形成している。現地アイヌは「大滝ある故に名付く」としており、著者はこれも上流部が名の指す場所であることの裏付けとする。
用例
- シャダイ 文献 Edo period
旧記類ではすべて「シャダイ」で、ベツがついている例を見ない。
出典
- 白老町の地名の由来 + ウポポイは何を伝えているか
zenibako_trek·2025-03-03