アイヌ語形態素エクスプローラ
地名一覧

ウヨロ うよろ Uyoro

北海道胆振地方白老町石山

アイヌ語表記: Iworo-uturo-ci-kus-nay

記事以前に流通していたのは、河川標識の「岩より出る水」と「凹み」という2つの語義で、いずれも切り分けを伴わない。

位置

42.5742, 141.2560 · 座標:OpenStreetMap Nominatim, 2026-09-10。ウヨロ川 の位置。 OpenStreetMap で開く

指示対象

  • ウヨロ川。白老川の3つの枝のうち一番西側の流れで、現在は石山と呼ばれる地区を流れる

語源分析

iwor-uturo-ci-kus-nay

イウォロウトロチクシナイ ‘奥山の間を通る川’ 提案
  • iwor ‘奥山’
  • uturo ‘の間’
  • ci ‘我ら’
  • kus ‘通る’
  • nay ‘川’

提唱者: zenibako_trek(小樽銭函地名歴史研究会) (zenibako_trek (Otaru Zenibako Place-Name and History Society))

難解な謎地名とされ、現行の形は音がシンプルなだけに手がかりが少ない。音だけ見ると uy-or あたりになりそうだが、あてはまる単語がない。著者は間宮河川図の長い形から出発し、イウォロ(奥山)を三角点:阿部牧場のある64m峰のたんこぶ山(タップコップ)と見て、その間を通る川と読む。松浦武四郎は「岩より出る水を云う」と現地アイヌから聞いており、著者はニュアンスとしてなんとなく近いものがあるとする。

確信度: 低

記録された1つの長い形と、著者によるたんこぶ山の同定に基づく読み。iwor と nay は辞書にある語だが、中間の要素は地図のカナから読み取られたもので、資料の語釈による裏付けはない。

zenibako_trek… 「ウヨロ」

用例

  • イヨウ 地図 Edo period 秦蝦夷島図
    zenibako_trek…
  • イヲロウトロチクシナイ 地図 19th century 間宮河川図

    記録された中で最も長い形で、著者はこれが原名に近いと見る。

    zenibako_trek…

出典

zenibako_trek…