アイヌ語形態素エクスプローラ
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北海道胆振地方白老町陣屋町

ウトカンベツ

うとかんべつ Utokanbetsu

2つの読みは、名が記録するのが出来事か川床かで分かれる。

アイヌ語表記: Utka-un-pet

語源分析

u-tukan-pet

ウトゥカンベツ

定説

互いに射る川

  • u 互いに
  • tukan 射る
  • pet 川

提唱者: 定説

戦争で互いに弓を射ち合った川と説明される。陣屋町には白老仙台藩の陣屋があり、古くはアイヌの砦チャシもあったので、著者は弓で射ち合うイメージが連想されるのはよくわかるとする。

反論

  • こういう地名は類例がなく、後付けの説話感が否めない。 — zenibako_trek zenibako_trek2025
zenibako_trek2025 「ウトカンベツ」
分析の詳細
確信度: 低

出来事に依存する読みで、記事は同型の地名を他に報告していない。

utka-un-pet

ウッカンベツ

提案

せせらぎのある川

提唱者: zenibako_trek(小樽銭函地名歴史研究会) (zenibako_trek (Otaru Zenibako Place-Name and History Society))

utka は浅瀬をあらわす一般的な地形の名称で、地名にも時々使われる。川が浅く小石が見えていて、その上をさらさらと音を立てて水が流れるような地形である。この川は白老コタンのほとりを流れており、現在の流路は改修されているため著者は当時のせせらぎの様子を窺うことはできなかった。

zenibako_trek2025 「ウトカンベツ」Batchelor1905 s.v. Utka, n. Rapids
分析の詳細
確信度: 低

pet は使われた意味のまま辞書にある語で、utka もバチェラー辞典に「急流」として載る。記事が示す「浅瀬」という語義に辞書の引用はない。名の指す地形も現在の流路では確認できない。

出典